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初期型のキハ183系に乗るのはこれが最後かも、「オホーツク3号」の初期型中間車キハ182に乗車(2/18)

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翌日「SL冬の湿原号」に乗るため、2月18日土曜日は釧路まで行って泊まることにしていた。

2月に入って、今年は順調にオホーツク海沿岸には流氷も到来したので、流氷の季節に道東へ行くなら、車窓からチラッとだけでもいいから流氷も見たい。

そこで、函館から釧路へ向かうにはかなりの遠回りにはなるものの、前日函館での仕事を終えてから出発して札幌まで移動して泊まり、札幌9:41発の特急「オホーツク3号」で網走回りで釧路へ行くことに決めた。

特急「オホーツク」が走る石北線系統の特急は、3月4日のダイヤ改正後も引き続き旧型のキハ183系で運転されるが、1日4往復のうち2往復は札幌乗り入れを取り止め旭川発着の「大雪」として運転することになっている。

また、札幌・稚内間の特急「サロベツ」1往復と、札幌・函館間の特急「北斗」1往復で現在使用しているキハ183系を新型のキハ261系に置き替えることも決まっており、ダイヤ改正後はキハ183系の所要両数が半減するので、老朽化の著しい初期型を中心に離脱するものと予想される。

先月、キハ183系初期型乗り納めのつもりで「オホーツク」に乗りに網走へ行ってきたところでもある。

そのときは、往路は初期型先頭車のキハ183ー200番台、復路は1両だけ残っている初期型中間車を先頭車に改造した珍車のキハ183ー100番台に乗ったから、今回は中間車に乗ろうと思う。

4両編成の「オホーツク」の中間車は、2号車は自由席と一部指定席の普通車のキハ182、3号車はグリーン車と普通車指定席のキロハ182が連結されるが、「オホーツク」でしか使われないキロハ182は代替できる車両がないから、所要両数減に伴い数両は廃車されるだろうがダイヤ改正後も使用せざるを得ないだろう。

そこで、現在中間車キハ182のうち、初期型が組み込まれているが、ダイヤ改正で「サロベツ」と「北斗」離脱で余剰となる後期型に置き替えられると思われる2号車の指定席を取った。

当日、「オホーツク3号」の発車ホームに着いたのはギリギリになったが、急いで編成を確認。

「オホーツク」の遠軽寄り先頭車の1号車は自由席で、通常は発電機を改良して小型化して床下に設置し、貫通タイプにした分座席数が17列にできて定員が多いキハ183の貫通タイプの後期型の1550番台が連結される。

この日の「オホーツク3号」の1号車はキハ183ー1556だった。

2号車は一部指定席の中間車、キハ182の初期型が充当されることが多く、キハ182ー30が連結されていた。

3号車は元々グリーン車だったキロ182の車販準備室だった区画に座席を設置して、一部を普通車指定席にした車両で、「オホーツク」のみで使われているキロハ182ー6。

そして、遠軽まで最後尾となる4号車は指定席で、先頭車キハ183のうち大型発電機を室内に搭載しているため非貫通で、座席数が10列40席しかない初期型の200番台が連結され、この日はキハ183ー214だった。

やっぱりキハ183系と言えば、特徴的なスラントノーズの初期型先頭車がカッコイイと思うが、おそらくダイヤ改正後は後期型に置き替えられ、順次廃車されてしまうものと思われる。

時間もないので、編成だけチェックしたら今回指定券を取った2号車に乗り込む。

この日の「オホーツク3号」の2号車に組み込まれていたキハ182ー30は、座席は交換されているが、客室とデッキの仕切りの壁面の内装は昔のままの木目調の車両だ。

一部指定席の2号車は、指定席となる座席には指定席を示すヘッドカバーが取り付けられている。

今回指定席を取った2号車9番C席は、1番から始まる指定席のいちばん端の列なので、進行方向が逆になる遠軽までは前方に10番席以降の自由席を眺めながら座る座席である。

発電機用エンジンは搭載せず、床下に走行用エンジンを2基搭載しているキハ182は、エンジンがニュートラルになるとアイドリングになるため、発電機用エンジンのあるキハ183と違って常にエンジンが唸りを上げているわけではなく、乗り味は異なる。

そして、遠軽石北線の進行方向が替わり座席を回転させると、2号車の指定席のいちばん後ろの席となり、8番から1番席までの指定席を前方に眺めながら座る座席となる。

初期型の内装非更新車で木目調の内装のままのキハ182ー30で、昔ながらの雰囲気を堪能しながら網走までの5時間25分を楽しんだ。

ダイヤ改正後も引き続き「オホーツク」で使用されると思われるキロハ182を除き、キハ183系初期型車に乗るのは今回が最後かも知れないが、「オホーツク」と言えば近年はいつもこの編成だったこともあり、まだ全然実感が湧かない。